フラれてから始まった喫茶店巡り
見てくださってありがとうございます。
喫茶店のカウンターから今日も自分の思っていることをぽつぽつと話せていければ
と思います。
さて、今回は私が喫茶店巡りにハマったきっかけというか、なんで喫茶店というものが
好きになったのか語っていきたいます。
遡ること大学時代……
私こと、おひやは大学3年の年末まで彼女がいました。大学1年の夏から早2年と少し。
なかなか順調にいっていたと思っていたのですが、急に別れは訪れました。
「好きな人が出来たから別れてほしい。」
前々からそんな兆候があったので覚悟はしていたのですが、、
やっぱり言葉にされると心にぐさりと刺さるものがありました。
初めて出来た彼女。自分の中で何も対応出来なかったのが余計悔しくて。
ぐるぐる頭の中を回って、だんだんと自分の中にぽっかり穴が開いたような感覚に
陥りました。
これが、失恋か。ほんとにそう思いました。
※backnumberの曲の良さが分かったのはこの時からです。
さて、別れた影響で一気に自分の時間が出来ました。ここでハッと気づきます。
失恋してみて、彼女に依存していることに気づいた私は楽しいことが何なのか、
忘れていたのです。
「何が好きで、嫌いで、、、趣味ってなんだっけ?」と。
こんなこと言うと過剰と言われそうですが、付き合ってから彼女と行動することが
多すぎて。全然自分の色というか、柱というものを置いてきてしまったんですね。
急に自己分析?が始まりました。
しかし、ショックを受けすぎた心で、自己分析なんて全然考えられない。
考えた末、苦肉の策として、
「昔の楽しかった瞬間」を探すことにしました。
昔、自分は何が楽しかったかなぁと記憶のある限り、出来るだけ脳内冒険をしていきました。
そこで出会ったのが喫茶店という存在でした。
実は昔、母方の祖父の家が喫茶店を営んでいて、両親とよく遊びに行っていたのをよく覚えています。両親と祖父が話している隣で、喫茶店で出していたハムチーズサンドを食べさせてことがあって、その時の気持ちが自分の中にまだ残っていたんですよね。
めちゃくちゃ美味しい。
純粋にそう感じました。今でも思い出すと胸がググっと収縮するのを感じます。
久々に思い出すとやっぱり、
また祖父の喫茶店で思い出のハムチーズサンドを食べたい!
そう思いましたが、すでに祖父の喫茶店は閉店していました。
閉店してしまったのはショックでした。けれどどうにもならないので、ならば
こう決意しました。
だいぶ駆け足な説明になってしまいましたが、こんな感じで今では週に1度は
お気に入りの喫茶店を訪れる日々を送っています。
祖父の喫茶店での思い出のおかげで初めての失恋も乗り越えることが出来ました。
祖父に感謝。現在では、喫茶店のみならず色々なジャンルの飲食店でお店の人と話すのが結構好きです。やっぱり、あの当時の祖父がかっこよく見えたのかな。お店の人と仲良くなりたくなっちゃうんですよね。
今後のブログで色々なお店であった小話を書けたらいいかなーと思います。
今日はここらへんで失礼します。ありがとうございました。
コメントあれば、お気軽にどうぞ。